沖縄県辺野古沖で船が転覆し、女子高校生ら2人が死亡した事故。転覆前、船長が生徒にハンドルを握らせ、操縦をさせていたことが関係者への取材でわかりました。
今年3月、沖縄県名護市の辺野古沖で、修学旅行中の高校生を乗せた2隻の船が転覆した事故。乗船していた、同志社国際高校の生徒・武石知華さんと船長の金井創さんの2人が死亡し、生徒14人がけがをしました。
今回の事故では、▼当時、船に引率の教員がいなかったことや、▼事故を知らせる118番通報が乗船していた高校生からのみで、船員らからの通報はなかったことなどがわかっていて、学校側と船の運航団体への調査が進められてきました。
そうしたなか、新たに、関係者への取材で、転覆前、船長が生徒にハンドルを握らせ、船を操縦させていたことがわかりました。
関係者によりますと、死亡した生徒の武石さんが乗っていた「平和丸」の船長が「金井船長の船で生徒が操縦しているのを見た。金井船長がハンドルを持たせるのを見て、自分も持たせた」と話しているということです。
この船長は「生徒にハンドルを持たせている間、自分もハンドルを押さえていた」と話し、ハンドルを握らせたのは短い時間だったと説明しています。
捜査関係者によりますと、免許を持っていなくても、有資格者が同乗し、管理下にあれば、操縦は認められるということです。
事故をめぐっては、海上保安庁が業務上過失致死傷などの疑いで捜査を進めています。
また、転覆した2隻の船は、海上運送法で定められる料金の有無にかかわらず、人を乗せて運航する場合に必要な事業登録をしていなかったとして、国交省が22日、死亡した金井船長を海上運送法違反の疑いで刑事告発する方針です。
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