
高市早苗総理の就任後初めてとなる党首討論が、11月26日午後3時から行われました。
【写真を見る】【全文公開】参政・神谷宗幣代表「スパイ防止法案 積極的に進めてほしい」高市早苗総理と初の党首討論で論戦交わす
高市早苗総理との討論に、
・立憲民主党の野田佳彦代表
・国民民主党の玉木雄一郎代表
・公明党の斉藤鉄夫代表
・参政党の神谷宗幣代表
が臨みました。
参政党・神谷代表との初の討論の模様を全文公開します。
▼参政・神谷宗幣代表
参政党代表の神谷宗幣です。
いま国民は、政治と金の問題や議員の定数よりも、国力が落ちて、生活が苦しくなっているということに不満を持っていると感じています。
その一因となっている国民の情報や富を奪って、国に損害を与えている行為、これを止めたいと思いまして、我々は昨日、スパイ防止法というものを案として提出をいたしました。
総理もスパイ防止法の必要性を感じられると思いますが、スパイ防止法は非常に広範でして、その中身が大事です。外国人の代理人制度や対外機関の設立といったものは、総理も訴えておられますが、そのほかにも、我々は、情報を奪うこと自体を罪とする。それから、破壊工作ですね、データを壊すとか、情報を取ろうとする行為自体も禁止する。それから国民にしっかりと情報リテラシーを持ってもらって、みんなの目で情報をチェックしていく。それから国家が、政府が恣意的なスパイ認定をして、罪のない人を陥れるということは絶対あってはいけないと思いますので監視機関の設立。そういったことも含めて、スパイ防止法が必要だと考え提案しました。
総理のスパイ防止法に対する構想を聞かせていただきたいと思います。どういった思いがあるか聞かせてください。
“スパイ防止法”めぐり 高市総理の返答は
▼高市早苗総理大臣
スパイ防止法という名前になるかどうか分かりませんが、そういうインテリジェンス、スパイ防止関連への法制を作らなきゃいけないというのは、これは自民党の参議院議員選挙の公約にも書かせていただきました。
現在考えておりますのはまず基本法的なもの、そして外国代理人登録法、それからロビー活動公開法などについても、今年検討を開始して、速やかに法案を策定するということを考えております。
いま物理的、また時期的とおっしゃいましたか、そういう破壊行為についておっしゃいましたが、これらは今の法律でも、これは罪でございますので、罰せられるんじゃないかと思っております。
それから情報リテラシー教育はものすごく大事です。今も経済安全保障関連で言いましたら、どういう形で接触が図られるか、どういう手段を外国勢力が使ってくるか、こういったことに関して、企業などに情報発信をさせていただいているところでございます。
▼参政・神谷宗幣代表
はい、ありがとうございます。この法案に関しては、我々も一緒にやれることだと思いますので、ぜひ積極的に進めていただきたいと思います。
神谷氏質問「日本が相対的に貧しくなった要因は?」
あと、二つ目です。失われた30年、日本だけが経済成長を出来ませんでした。先進国の中で相対的に貧しくなった根本的な原因、総理は何と考えておられますか、お聞かせください。
▼高市早苗総理大臣
それはやはりバブルが崩壊して、そのときにやはり不良債権、金融システムの問題があり、リーマンショックもございました。その前にアジア通貨危機もございました。そうした外的要因もあり、だから企業がですね、お金をどっちかといえばため込んで、なかなか設備投資や人的投資、従業員のお給料などには使えなかった。その状況が貧困を招いたと思っております。
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