国税庁はさきほど、相続税などを申告する際に土地の評価額の基準となる「路線価」を発表しました。今年の全国平均は前の年から2.7%増え、過去最も高い上昇率となりました。
国税庁がさきほど発表した今年1月時点の路線価は、全国平均が前の年から2.7%増え、4年連続で上昇しました。現在の手法で統計を開始した2010年以降で最も高い上昇率です。
都道府県別では、35都道府県で上昇し、トップ3は▼1位が東京都で8.1%、▼2位が沖縄県で6.3%、▼3位が福岡県で6.0%となりました。去年の訪日外国人の数が過去最高を記録し、景気も回復傾向であることが影響したとみられています。
場所別では、スキー観光の名所・長野県白馬村のあるエリアが32.4%上昇したほか、欧米からの観光客が増加している岐阜県高山市のあるエリアが28.3%上がりました。
路線価の全国1位は、40年連続で東京・銀座の「鳩居堂」前で、1平方メートルあたり4808万円を記録し、過去最高額でした。
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