今年1月、埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故について、今月2日、下水道管内に残されていた運転席部分から発見された遺体が、陥没した穴に転落した男性トラック運転手だと確認されたことが警察への取材でわかりました。
【写真を見る】埼玉・八潮市道路陥没事故 遺体で発見されたのは穴に転落したトラック運転手と判明 運転手は千葉県八街市の74歳男性と警察発表
警察によりますと、遺体で発見されたのは、千葉県八街市のトラック運転手の男性(74)です。
男性は、今年1月28日の午前10時前、トラックで走行中に、県道が陥没してできた直径およそ5メートル、深さおよそ10メートルの穴に転落しました。
男性の遺族は、発見された際に、「落下した車内に取り残された父は心の強い人だったので、恐怖や苦痛と戦って力尽きるまで生きて帰りたいと思っていたはずです。それを想うと体が震え、胸が締め付けられる想いです」「みんなが大好きな父が突如として居なくなってしまった事実を、未だに信じることも受け止める事も出来ません」とコメントし、悲痛な思いをつづっていました。
県は、今後、壊れた下水道管を修復するとともに、新たな下水道管をつくる「複線化」を目指していますが、この工事が完了し、本格的に復旧するまで5年から7年かかる見通しだということです。
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