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「教育熱心すぎると…」刃物男の身勝手な動機 “東大”と名の付く場所を狙い犯行か 被害者の大学生とは面識なし【news23】

国内
2025-05-10 13:58

7日夜に東京メトロ南北線「東大前」駅で発生した無差別切りつけ事件。逮捕された男は警察の調べに対して、「教育熱心が度がすぎると子どもが犯罪を犯す」などと供述していることが分かりました。


【写真で見る】事件当日の足取り


「教育熱心すぎると…」東大前切りつけ男の身勝手な動機

戸田佳孝容疑者
「教育熱心な世間の親に対し、度が過ぎると子どもが犯罪を犯すと示したかった」


殺人未遂などの疑いで送検された戸田佳孝容疑者(43)。7日、東京・文京区の東大前駅で男子大学生の頭などを包丁で切りつけ、殺害しようとした疑いがもたれています。

黙秘していた男が供述を始めました。


戸田佳孝容疑者
「過去に自分自身、教育熱心な親のせいで不登校になり苦労した。東大を目指した教育熱心な世間の親たちに、あまりに度がすぎると子どもがぐれ、私のように罪を犯すと世間に示したかった」


記者
「戸田容疑者が数年前から住んでいたというのが長野県・生坂村の住宅です。家の前には段ボールや農機具などが散乱していて、かなり生活感があります」


近所の人などによりますと、戸田容疑者は4年ほど前に空き家だったこの家に引っ越してきて、1人で暮らしていたといいます。


戸田容疑者を知る人
「ニコニコしているし、あんまり沈んだ顔は見たことがない」
「おとなしい感じの普通の方だと思っていた。“どうして”というような、何があったんだろう」


「教育虐待を連想しやすい」駅で犯行に

7日、戸田容疑者は電車で上京。午後4時すぎには東京大学の周辺を徘徊していたといいます。その後、スーパーなどに立ち寄って、午後6時20分すぎ、犯行現場となる東大前駅に入ります。


戸田佳孝容疑者
「名前に東大と付いていて、世間の人たちが教育虐待を連想しやすいと思った」


そして午後7時前、電車がホームに入ってくると、大学生の後ろに並び、扉が開いたところで大学生の頭を包丁で切りつけたのです。

戸田容疑者は被害者の大学生とは面識がなく「たまたま近くにいたので狙った」と話しているということです。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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