きょうのトピックスは、大雨と黄砂、暑さの3つです。今年一番の大雨のあとは、黄砂飛来と季節先取りの暑さに注意が必要です。
列島を前線が通過中で、前線に向かって梅雨時に流れ込むような非常に暖かく湿った空気が流れ込むため、大気の状態が非常に不安定で、短時間で雨の量が多くなっているところがあります。今年一番の大雨になったところがあり、九州ではたった半日で5月一か月分の雨が降り、5月史上一番の大雨になったところもあります。
朝は南西諸島に帯状の発達した雨雲がかかり、東海から東北にかけてまとまった雨雲がかかるでしょう。沿岸部中心に風も強く、横殴りの雨になるところもありそうです。東海や関東の雨は午前中にやむところが多くなりますが、沿岸部では夕方までしつこく残るところがある見込みです。
午後は北海道が雨の中心で、東北や北陸も再び雨の降るところがあるでしょう。きょう、梅雨入りの平年日になる沖縄は長時間雨が降り続き、短時間で道路が一気に冠水するような雨の降り方になる可能性があります。あすにかけて土砂災害などに警戒してください。
西から天気が回復に向かいますが、雨上がりに黄砂が飛びそうです。あすの昼ごろにかけて関東から西の太平洋側を中心に黄砂が飛ぶ予想です。洗濯物や車への付着にご注意ください。
午前中から日差しがある地域を中心に気温も上がります。最高気温は富山で30℃と、今年初めての真夏日になるでしょう。高知や金沢、長野は29℃と、今年一番の暑さになるところもある予想です。東京は24℃ですが、湿度が高くムシムシとするでしょう。
暑さは来週ワンランクアップしそうです。多くの所で夏日が続き、札幌でも夏日がある予想です。本州では30℃以上の真夏日になる所もあるかもしれません。暑さの質が変わって、蒸し暑い日が増えてきます。熱中症や食品の管理にご注意ください。
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