
さいたま市で15歳の女子高校生が現場近くに住む男に刃物で刺され殺害された事件で、さいたま地検は、男の刑事責任能力を調べるため、きょうから鑑定留置を始めました。
さいたま市桜区の会社員・谷内寛幸容疑者(25)は今年4月14日、自宅近くにある桜区内のマンションで高校1年生の手柄玲奈さん(15)を刃物で刺し、殺害した疑いがもたれています。
さいたま地検は、谷内容疑者の刑事責任能力を調べるため、きょうから鑑定留置を始めたことを明らかにしました。期間はおよそ3か月です。
捜査関係者によりますと、谷内容疑者は取り調べに対し、「犯行当日、制服を着た女子高校生を包丁で殺した」と容疑を認めています。
また、谷内容疑者は「通行人を装って殺害する対象の女性を探していた」「虐待を受けて性格が歪んだ。自分は社会の底辺にいる」とも供述しているということです。
2人の間に接点は見つからなかったということで、警察は、谷内容疑者が偶然見かけた手柄さんに目をつけ、犯行に及んだとみて捜査しています。
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