E START

E START トップページ > エンタメ > ニュース > 『あさイチ』で紹介:台湾発『ひとつの机、ふたつの制服』友情と恋心が交錯する青春映画の新たな傑作

『あさイチ』で紹介:台湾発『ひとつの机、ふたつの制服』友情と恋心が交錯する青春映画の新たな傑作

エンタメ
2025-09-26 11:17
『あさイチ』で紹介:台湾発『ひとつの机、ふたつの制服』友情と恋心が交錯する青春映画の新たな傑作
台湾映画『ひとつの机、ふたつの制服』10月31日公開より全国順次公開 Renaissance Films Limited (C)2024 All Rights Reserved.
 台湾で話題を呼んだ青春映画『ひとつの机、ふたつの制服』が、10月31日より都内の新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次公開される。

【動画】台湾映画『ひとつの机、ふたつの制服』予告編

 本作は昨年の「第29回釜山国際映画祭」「第61回台北金馬映画祭」で上映され、『あの頃、君を追いかけた』(2011年)で知られる大ヒットメーカー、ギデンズ・コー監督が「心を揺さぶられた」と絶賛した注目作。

 映画の始まりは1997年。受験に失敗し、強引な母の勧めで名門女子校の”夜間部”に行くことになった主人公・小愛(シャオアイ)は、全日制の成績優秀な敏敏(ミンミン)と同じ机を使うことになる。ふたりは “机友(きゆう)”になり、敏敏が提案した制服交換から行動をともにするようになるが、やがて同じ男子高生・路克(ルー・クー)を想っていることに気づき…。友情と恋心が交錯していく。

 主人公・小愛はチェン・イェンフェイ、敏敏役はシャン・ジエルー、路克役はチウ・イータイが演じる。

 台湾で当時大人気だった日本の漫画『SLAM DUNK』が出会いのシーンに登場するなど、90年代の青春を彩る要素がふんだんに盛り込まれているのも特徴。

 また、劇中で印象的に使われるのは、台湾を代表するロックバンド・五月天(Mayday)の楽曲「擁抱」。1999年にメジャーデビューした彼らの初期の代表曲で、劇中ではデビュー前のライブに小愛と敏敏が出かける場面で流れる。予告編でも同曲が使用されており、歌詞翻訳はついていないが、「ずっとかぶっていた仮面をはずし」という歌詞が、“昼”の制服をまとい嘘を重ねてしまう小愛の心情を映し出す。

 大人には懐かしく、現在進行形の若者にはちょっぴり痛い、青春コンプレックス・エンタテインメントの誕生を感じさせ、さらに期待を高める予告編になっている。


関連記事


『あさイチ』で紹介:ド・ギョンス(EXO)×ウォン・ジナ、“想定外”ラブストーリー『シークレット・メロディ』
『青春18×2 君へと続く道』ミスチルを聴きながら向かったランタン上げができる場所は?聖地巡礼ガイド【台湾編】
ジェームズ・キャメロン監督が挑む『アバター』シリーズ史上最も壮大な戦い――最新作本予告解禁
デル・トロ監督、7年ぶり来日 「産後うつのような気持ち」と新作『フランケンシュタイン』完成を語る
革新的POV演出で「ドニー・イェンになれる」『プロセキューター』大内貴仁アクション監督が解説

ページの先頭へ