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新社会人の五月病と入社後ギャップの実態調査──GW明けの出社意欲やキャリア観を徹底分析

2026-05-11 15:00:00

SNS「GRAVITY(グラビティ)」を運営するHiClub株式会社が、19歳〜29歳の男女637名を対象に『五月病に関する実態調査』を実施しました。

GW明けの出社意欲や入社後のギャップ、早期離職の実態、配属の影響、そして現代新社会人が持つキャリア観まで、多角的にリアルな声を深掘り。

最新データを中心に、今まさに変わる“働き方”と“会社選び”について、浮かび上がった傾向を分かりやすくまとめます。

自分の働き方や今後のキャリアに悩む20代~40代の方へ、タイムリーなヒントとなる内容です。

新社会人の五月病に関する実態調査のグラフ

GW明け出社意欲は「行きたくない」だけではない──多様に分かれる新社会人の本音

GW明けの出社意識に関する調査結果の図

GW明け、「出社したい」と思う新社会人は意外にも約35.7%、「したくない」が35.3%、「どちらともいえない」が29.0%と、全体で意見が割れる結果となりました。

世間的には「GW後は出社意欲が激減」という印象を持つ人も多いですが、実際の意識は一方向には偏らず、生活リズムの回復、業務落ち着きの期待、逆に環境変化への不安など、それぞれが異なる事情を抱えていることがうかがえます。

自由回答では「GW中の繁忙が終わるので業務が落ち着く」「育児が忙しいがGW明けに生活リズムが戻る」といった前向きな声がある一方、「休み明けの切り替えが難しい」「新たな立場に不安がある」という意見も見られました。

出社意欲は賛否では語れず、個人の置かれた状況や職種による影響が大きいことが示唆されます。

「入社後ギャップ」と“配属ガチャ”──出社意欲は会社満足度と直結

入社後の会社印象と出社意欲の関連を示すグラフ

約3人に1人(32.4%)が「入社後にギャップ」を感じ、「思っていたのと違う」が出社意欲に大きな影響を与えています。

「想像よりかなり良かった」と満足している層は約67%が出社したいと回答する一方で、「かなり違い後悔した」層では8%しか出社したいと思っていません。

ここには希望配属との一致・不一致も大きく影響しており、「満足層」では76%が希望通りの配属であるのに対し、後悔層ではわずか20%。

“配属ガチャ”という言葉通り、配属のランダム性が入社初期の満足度に直結している現状が強調されます。

「合わなければ辞める」も選択肢 ── 新社会人の“見極めキャリア”時代

入社1ヶ月での同期離職を知っている人は約35%。「早く辞めた人がいる」ことはもはや日常的な光景となっています。

また、「できれば早めに転職したい」「1〜3年は働きたい」など、中短期視点で働く意識も増加。

満足していない層では「できれば早期転職」が約8割に達し、一方、満足層は「定年まで働きたい」が最多となるなど、満足度次第でキャリア志向が大きく二極化しています。

今の新社会人は、「合わなければ辞める」ことを前向きなキャリア戦略として捉えていることが分かります。

新社会人の66%が仕事でメンタルに影響──「なんとなくしんどい」が積み重なるリスク

仕事が原因のメンタル影響に関する調査結果の図

「仕事が原因でメンタルに影響があった」と回答した新社会人が66%。

「少しあった(29.5%)」が最多で、深刻ではなくても“なんとなくしんどい”と感じる層が多数派となっています。

「かなり大きかった」「やや大きかった」も合計で36.8%と無視できない数字です。

日常的なモヤモヤやストレスが心身の不調、いわゆる五月病のリスクとなりやすい状況が明らかです。

GRAVITYの匿名SNSのような安心して本音を語れる場の活用も有効な手段といえるでしょう。

リアリティショックと心身の負荷への対処法

五月病は正式な病名ではありませんが、新社会人や新入生が大きく変わる環境適応の中で心身の消耗が蓄積され、不調として顕在化する現象です。

キャリア研究では「リアリティショック」とも呼ばれ、期待と現実のズレに悩むのは特別なことではありません。

適度なストレス対策として「雑談」「安心して相談できる場」「本音を共有できるサービス」の利用が推奨されています。

NPO法人東京メンタルヘルス・スクエアでは、相談やカウンセリング、学びの場を提供しており、公式サイトから詳細をご覧いただけます。

自分と職場の適合性を見極める柔軟なキャリア設計へ

今回の調査を通じ、「GW明け=出社したくない、辞めるのは悪」といった一方向のイメージでは語れない、新社会人のリアルな実態が明確になりました。

出社意欲も、長期定着意識も「会社との納得感」「配属や仕事内容のフィット率」に強く依存し、「合わなければ次へ」の柔軟なキャリア選択が広がっています。

働き始めたばかりの不安や悩みは珍しくなく、自己分析や、誰かに悩みを話せる場が大きな心の支えになります。

自分のペースで、自分にフィットした職場や働き方を見極めることが、これからのスタンダードになりそうです。

理想の働き方を選ぶことが、今後のキャリアを豊かにする第一歩です。

※本記事はPR TIMESのリリースを元にE START AIライターが執筆しています。

情報提供元: PR TIMES