E START

E START トップページ > マガジン > 今どきのスマホマナー違反とは? シチュエーション別、最新のスマホマナーの心得

今どきのスマホマナー違反とは? シチュエーション別、最新のスマホマナーの心得

2017-01-17 10:00:00

ガラケー時代から言われていることとして「ケータイのマナー」があります。もちろんスマートフォンになったからといって、そうしたマナーがなくなったわけではありません。

ガラケー以上に万能になったスマートフォンでは、はたから見ても自重したほうがいいのでは?と、思えるようなスマホの使い方をする人たちが増えてきています。

たとえば、 大人気となったスマートフォンゲーム「Pokemon GO」では、人が大挙して押しかけ車道を占拠してしまったため警察が交通整理に出動したり、深夜の公園に大挙して人が押し寄せた結果、公園を利用する人たちを排除したり、ゴミや騒音で近隣の住民に迷惑をかけてしまったり、といった、誰からみてもマナー違反といった事例も増えてきています。

スマートフォンに夢中になっていたために駅のホームから転落してしまったり、車の運転中にスマートフォンの画面に気を取られて事故を起こしてしまったりといった、自分や他人の命に係わるようなマナー違反も報告されています。

そこで、最新のスマートフォンマナーについて、もう一度整理してみたいと思います。

交通機関(通学・通勤時)利用時のスマホマナー

ガラガラに空いている電車の中であれば、誰も不快や不満は感じませんが、混雑している電車内では、ちょっとしたことでも他人に不愉快な思いをさせてしまうことがあります。通勤・通学のために混雑している電車の中でマナー違反とされることとして以下があります。

・手や指を激しく動かすようなゲームの操作 ・手の肘やその周囲がほかの乗客に当たってしまうスマートフォンやタブレットの操作 ・大音量での音楽再生や動画鑑賞(イヤホン、ヘッドホンからの音漏れ) ・音声通話

タップの音を耳障りに感じる人や、目の前で手が目まぐるしく動くような操作をされると酔ってしまう人、不愉快に感じる人がいます。身動きの取れないほど混雑している車内では、車両を移動することも簡単にはできないため、不満や不快な思いをさせてしまいます。

また、自分は楽しめていたとしても、イヤホンやヘッドホンからの音漏れ(いわゆるシャカシャカ音)は、周囲の人にとっては不愉快でしかありません。注意や文句を言われないように満員電車での音楽再生や動画視聴時、音量は低めにしましょう。

そして当然のことですが、満員電車内での通話はNGです。緊急連絡である場合は、最寄りの駅で下車し、ホームの人のいない場所で通話をしてから、再度別の電車に乗るといった対応をしましょう。

外食時のスマホマナー

飲食をする場所でのスマホの利用も注意が必要です。特にレストランなどに知人や友人たちとのランチやディナーでは、料理が出てきた途端、一斉にスマートフォンを取り出してパシャパシャと撮影している光景をよく目にします。

口コミサイトやブログにアップするためなのでしょうが、撮影前にお店に許可を取りましたか? 

料理はシェフの作品でもあります。料理の撮影に寛大なお店も多いですが、許可なく自慢の料理を撮影され、ブログにアップされることを嫌うお店もあります。撮影をしたいと思っているケースでは、予約の時点で料理の撮影をしていいかといった点は事前に確認しておきましょう。

またFacebookやTwitterで、お店の料理についてつぶやきたいと思った場合も、同様に「SNS(Twitter、Facebook)への書き込みはOKですか?」と確認しましょう。

予約せずに飛び込みで入ったお店の場合も、写真を撮影してもいいかの許可は必ず取りましょう。これは、お店の格式、種類などに左右されません。フレンチやイタリアンの高級レストランでも、中華街の高級店舗、和食のチェーン店、ラーメン屋さん、街中の洋食屋さんといったことで区別せず、必ず確認を取るようにしましょう。

「お金を払ったのだから、写真撮影やSNSへの書き込みくらいいいだろう」という自己中心的な判断が後々のトラブルの原因となることがあります。

ビジネスにおけるスマホマナー

仕事におけるスマートフォンマナーですが、おもに企業のセキュリティの観点から端末(スマートフォン、ガラケー)の持ち込みを許可していない企業があります。そうした企業に出向く際には、マナーモードにしてバッグの中に入れておくか、場合によっては、受付にスマホなどのIT系端末を預けるといったことが必要になるケースがあります。

極端な例ですが、訪問先企業が極めてセキュリティが厳格だった場合、その企業の最寄り駅のコインロッカーに携帯、スマートフォン、ノートパソコンといった端末を入れ、身軽な状態で訪問するといったことも実際にあります。

また、自分の勤め先であってもBYODによって、自己所有のスマートフォンを社内に持ち込んで良いのかといったことがあります。工場などでは、ロッカールームまでは持ち込めても作業場への持ち込みを許可していないケースもありますので、そうした場所に出かけることがわかっている場合、事前に確認しておくといいでしょう。

また、業務用パソコンが会社から配布されているケースでは、USBポートにスマートフォンの充電ケーブルを差した時点で情報システムにアラートが発せられる場合がありますので、通信機能のない充電ケーブルの利用を申請するなどの対応が必要なことがあります。面倒だと思うかもしれませんが自社の重要情報が漏洩しないためにも必要な対応と言えます。

関連記事

情報提供元: クチコミ.jp

  • Twitter投稿
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気記事

この記事へのFacebookのコメント