松村北斗と今田美桜、急逝した東野圭吾氏へ誓う「多くの方へ届けていけたら」
2026-08-04 14:00:45

9月4日(金)より全国公開となる映画『白鳥とコウモリ』。ベストセラー作家でミステリー界の巨匠・東野圭吾による、シリーズ累計発行部数185万部突破の同名小説を実写映画化した本作の完成披露試写会が、8月2日(日)、丸の内ピカデリーにて開催された。
本作は、善良な弁護士・白石健介が刺殺された事件をめぐり、事件の犯人として自供した男の息子・倉木和真と、殺害された被害者の娘・白石美令が、それぞれの父の言動に違和感を抱き、共に事件の真相を追い始める物語。出会うはずのなかった<容疑者の息子>と<被害者の娘>による“禁断のバディ”を通して、事件の謎を追うミステリーと、それぞれの葛藤や人間模様を重厚に描き出す。
完成披露試写会に先駆け、本作の世界観を表現したオープニングセレモニーを実施。音楽が流れる中、容疑者の息子・倉木和真役の松村北斗を皮切りに、被害者の娘・白石美令役の今田美桜、事件を追う刑事・五代努役の柄本佑、所轄刑事・中町役の前原滉、殺害された弁護士・白石健介役の中村芝翫、浅羽織恵役の井川遥、殺人事件の犯人であることを自供する倉木達郎役の三浦友和、岸善幸監督がエスカレーターから一人ずつ登場。豪華な顔ぶれが次々と姿を現すドラマチックな幕開けに、大きな拍手が送られた。

全員がステージにそろうと、松村を皮切りに一人ずつ挨拶。松村は「一生懸命、魅力をお伝えしますので、どうか力を貸していただけたらと思います」と呼びかけ、今田も「今日は皆様と一緒に映画の魅力をたくさんお伝えできるよう頑張ります」と笑顔で意気込みを語った。
柄本は「短い時間ではありますが、『白鳥とコウモリ』を皆さんと盛り上げていけたらと思います」と挨拶し、前原も「この映画の魅力を、限られた時間ではありますがお伝えできたらと思います」と続いた。中村は「僕が多くを語るとネタバレになってしまうと思うので、とにかく多くの方にこの映画をご覧いただきたいです」と期待を込め、
井川は「ミステリーでありながら、とても重厚な人間ドラマでもあると思います。たくさんの方に見ていただけるよう、皆さんと一緒に盛り上げていきたいです」とコメント。三浦は「本当に素晴らしいミステリー作品になっていますので、どうぞお楽しみください」と呼びかけ、最後に岸監督が「楽しんでいっていただければうれしいです」と締めくくった。

オープニングセレモニーの最後には、岸監督と主演の松村、今田から本作の完成を迎えた思いとともに、急逝した原作者・東野圭吾さんへの思いが語られた。
岸監督は「東野先生が『白鳥とコウモリ』で描かれたのは、人間の複雑な感情や、生きることの悲しさ、厳しさ、そして生きるために必要な希望だと思います。ミステリーとして斬新な設定がありながら、その本質は人間ドラマを描くことにある。その思いを大切に、スタッフ、キャストの皆さんと話し合いながら作ってきました」と振り返り、本作を観客へ披露できる喜びを語った。

今田は美令を演じた時間を振り返りながら「拭いきれない疑問を前に、様々な思いと葛藤を抱えながらも、強く真実を追い求める姿に、とても心を動かされました。東野圭吾先生の極上のミステリーを、『白鳥とコウモリ』出演者の一人として、大切に届けてまいりたいと思います」と思いを込めた。
松村は東野作品について「登場人物や、読者の心に、深く寄り添ってくださる方という印象があります。事件や真実には白黒がついても、人の心は完全に100と0で白黒をつけられるものではない。そのことが僕にとっては救いでもありました」と明かし「東野先生の思いを受け取り、受け継いで、多くの方へ届けていけたらと思います」と力強く語った。
情報提供元: マガジンサミット