デリケートゾーンの悩み、話せていますか?irohaヘルスケアが「母の日に考える更年期ケアセミナー」を開催
2026-04-14 17:06:43

トータルフェムケアブランド「iroha」は、4月12日に母の日×更年期をテーマにした「身近な人と腟について話そう」セミナーイベントを開催。イベントには丸の内の森レディースクリニック院長の宋美玄氏が登壇し、更年期における膣ケアについて解説した。
更年期とは、閉経前後のおよそ10年間を指し、一般的には50代前後に訪れる。この時期には女性ホルモンであるエストロゲンが大きく減少し、体や心にさまざまな変化が起こる時期だ。起こりやすい不調として、気分のゆらぎや疲れやすさに加え、膣まわりでは乾燥による痛みやかゆみ、尿もれといった不調が挙げられる。

女性は男性より平均寿命が長く、閉経後の期間も長い。そのため、エストロゲンが減少してから、いかに心地よく過ごせるかが大切になってくる。こうした変化に向き合ううえで大切なのが、日々のケアとトレーニングだ。
膣内は常在菌のバランスを保つため基本的には洗わず、外陰部のみを専用ソープでやさしく洗う。アンダーヘアは蒸れの原因にもなりやすいため、適度に整えておくと清潔さを保ちやすくなる。
保湿はあまり意識されないことも多いが、特に閉経後は乾燥しやすくなりカサつき、ヒリつきの原因に。洗浄後は、モイストケアジェルなどでうるおいを補うことが大切だ。
また、膣マッサージも推奨されている。指や専用アイテムを使って膣内や膣壁越しに骨盤底筋をやさしくほぐすことで、血流が促され、うるおいの改善や不快感の軽減、性交痛のやわらぎが期待できるとのこと。最初は軽く触れる程度から始め、慣れてきたら無理のない範囲で少しずつ圧を加えていくのがポイント。

さらに、骨盤底筋トレーニングは尿もれ対策にもつながり、産後から取り組むことで改善が見込める。しかし、1人でトレーニングを行うと間違った部分に力を入れてしまい、負担の原因にもなり得るため注意が必要とのこと。

宋氏は「膣圧を測れるアイテムなどで、正しい姿勢を取れているかをチェックしてください。便秘、長時間の立ち仕事などで腹圧がかかりやすい人は、特に注意が必要です」と解説した。

また、骨盤底筋は姿勢と深く関わっているため、普段から骨盤を上げた状態で座るなどいい姿勢を保つことで負担を減らせるのだそう。
イベント内ではQ&Aセッションも行われ「女性ホルモンの低下に備えて、膣の状態を整えておくことが大切」「性交時の痛みは我慢せず、潤滑ジェルなどを活用して無理のない方法を選んでほしい」といった具体的なアドバイスも紹介。
宋氏は「普段はなかなか話せないデリケートゾーンのことや更年期の変化について、少しでも知識を得て、家族や自分自身のために前向きにケアを始めるきっかけになればうれしいです」とまとめた。

身近な人と悩みを共有することで、デリケートゾーンや更年期について自然に話すきっかけとなるのではないだろうか。更年期や膣ケアについて正しい知識を知り、ぜひ家族と一緒に健康と向き合ってみてほしい。
情報提供元: マガジンサミット